ゴルフのティーショットの打順は、最初のホールではくじ引きやじゃんけんなどで決め、2ホール目以降は前のホールのスコアがよかった人から打つのが基本です。前のホールで同じスコアだった場合は、前のホールと同じ順番を続けます。
最初のホールのティーショットはどう決める?
1番ホールの打順には、全員に共通する決め方があるわけではありません。一般的には、次の方法で決めます。
- くじ引き
- じゃんけん
- ティーを投げて、表向き・裏向きなどで決める
- 組み合わせ表や競技の規定に従う
友人同士のラウンドなら、スタート前にくじ引きやじゃんけんで決めれば問題ありません。ゴルフ場のコンペや公式競技では、組み合わせ表や競技委員会が定めた方法を優先します。
2ホール目以降は前のホールのスコアがよい人から打つ
2ホール目以降は、直前のホールで最も少ない打数でホールアウトした人が、次のホールで最初に打つのが基本です。この最初に打つ権利を「オナー」と呼びます。
| 前のホールのスコア | 次のホールの打順 |
|---|---|
| Aさん:4打 | Aさんが最初 |
| Bさん:5打 | Bさんが2番目 |
| Cさん:6打 | Cさんが3番目 |
この例では、前のホールで4打だったAさんが、次のホールのティーショットを最初に打ちます。続いて5打のBさん、6打のCさんが打ちます。
同じスコアの人がいる場合の順番
前のホールで同じスコアだった場合は、直前のホールで先に打った人が、そのまま先に打つのが基本です。
たとえば、前のホールでAさんとBさんがともに5打だった場合、前のホールでAさんが先に打っていれば、次のホールでもAさんが先です。毎回くじ引きなどで同順位の順番を決め直す必要はありません。
実際のラウンドでは「安全な範囲で先に打つ」こともある
通常のストロークプレーでは、プレーを早く進めるため、安全を確認したうえで、打てる人から先に打つ「レディーゴルフ」が認められています。たとえば、準備ができた人が他の人より先にティーショットを打つケースです。
ただし、次の点には注意が必要です。
- 前の組や隣のホールにボールが届くおそれがないか確認する
- 同伴者がアドレスに入っていないか確認する
- 同伴者に「先に打ってもよいですか」と声をかける
- 大会やゴルフ場のローカルルールで定められている場合は、それに従う
レディーゴルフは、打順を無視して競争するためのものではありません。安全と周囲への配慮を優先し、同伴者と合意して進めることが大切です。
マッチプレーでは打順の扱いが異なる
マッチプレーでは、前のホールに勝った側が次のホールで最初に打ちます。引き分けの場合は、前のホールの打順が維持されます。
マッチプレーで相手より先に打つべき人が後から打った場合、相手はそのショットを取り消して、正しい順番で打ち直させることができます。大会では競技形式を確認し、自己判断で順番を変えないほうが安全です。
打順を間違えたらどうする?
友人同士の通常のラウンドなら、気づいた時点で同伴者に確認し、安全に問題がなければそのまま進めることもあります。ただし、競技ではプレー形式によって扱いが異なります。
- ストロークプレー:原則として、打順を間違えただけでペナルティーになるとは限りません。ただし、プレーを不当に早める目的などがある場合は別の扱いになる可能性があります。
- マッチプレー:相手がショットを取り消し、正しい順番で打ち直させることがあります。
競技中に判断できない場合は、プレーを止めて競技委員に確認してください。ローカルルールで独自の定めがある場合もあります。
ティーショットの打順を決める基本ルール
- 最初のホールは、くじ引きやじゃんけんなどで決める。
- 2ホール目以降は、前のホールのスコアが最もよかった人から打つ。
- 同じスコアの場合は、前のホールで先に打った人が先の順番を続ける。
- 安全を確認できる場合は、レディーゴルフで先に打つこともできる。
- 競技では、ストロークプレーかマッチプレーか、ローカルルールがあるかを確認する。
迷ったときは、前のホールのスコアカードを見て、最も少ない打数の人を最初にします。同スコアなら前のホールの順番をそのまま続け、安全上問題がなければ同伴者に声をかけてから打ちましょう。







