ゴルフのティーショットを打つ順番は、基本的に「オナー」と呼ばれる優先権で決まります。最初のホールは組み合わせ表やくじ、委員会が決めた順番に従い、2ホール目以降は通常、前のホールでスコアが最も少なかった人から打ちます。前のホールで同じスコアだった場合は、前のホールのティーショットと同じ順番を続けます。
最初のホールは決められた順番で打つ
1番ホールのティーショットは、競技の組み合わせや大会の規定で決められた順番に従います。くじ引きや組み合わせ表で順番が指定されている場合は、その順番で打ちます。
友人同士のラウンドなどで指定がない場合は、じゃんけんやくじ引きで決めることが多いものの、これは公式ルールで一律に定められた方法ではありません。全員が納得できる方法で決めれば問題ありません。
2ホール目以降は前のホールのスコアで決まる
2ホール目以降は、前のホールで最も少ないスコアだった人が最初にティーショットを打ちます。この最初に打つ権利を「オナー」と呼びます。
| 前のホールの結果 | 次のホールのティーショット |
|---|---|
| 最も少ないスコア | 最初に打つ |
| スコアが同じ | 前のホールと同じ順番を続ける |
| 最も多いスコア | 最後に打つ |
たとえば、前のホールでAさんが4打、Bさんが5打、Cさんが6打だった場合、次のホールはAさん、Bさん、Cさんの順番です。
同じスコアなら順番は入れ替えない
前のホールでAさんとBさんが同じスコアだった場合、次のホールで急に順番を入れ替えるのではなく、前のホールの順番をそのまま続けます。スコアが同じ人の間で順番を維持することで、誰が先かを毎回決め直さずに済みます。
マッチプレーでは前のホールの勝者が先に打つ
マッチプレーでは、前のホールに勝ったプレーヤーが次のホールで最初に打ちます。前のホールが引き分けだった場合は、直前のホールでの順番を続けます。
したがって、通常のストロークプレーでは「前のホールのスコアが少ない人」、マッチプレーでは「前のホールの勝者」が次のティーショットで先になります。
ティーショット以外はボールが遠い人から打つ
ティーショットを打ち終えた後は、原則としてホールから最も遠い位置にあるボールの人から打ちます。これを「遠球先」といいます。
たとえば、Aさんのボールがグリーンから150ヤード、Bさんのボールが100ヤードの位置にある場合、Aさんが先に打つのが基本です。ティーショットの順番で先だった人が、次のショットでも先になるとは限りません。
ただし、プレーの安全を確保でき、他の人のプレーを妨げない場合は、時間短縮のために「レディーゴルフ」として準備ができた人から打つことがあります。競技ではローカルルールや大会規定が優先されるため、独自の判断で順番を変えないようにします。
順番を間違えたときの考え方
カジュアルなラウンドで順番を間違えて打った場合は、通常、気づいた時点で同伴者と確認し、プレーを続けます。ただし、競技ではプレー形式や順番を変えた理由によって扱いが変わるため、自己判断で打ち直さないことが大切です。
特に、相手や同伴競技者と相談して順番を変え、それによって有利になる意図があった場合は、単なる順番間違いとは異なる扱いになる可能性があります。公式競技では、競技委員や大会の規定を確認してください。
ティーショットの順番を判断する手順
- 最初のホールでは、組み合わせ表や大会規定で指定された順番を確認します。
- 指定がない場合は、じゃんけんやくじ引きなどで最初の順番を決めます。
- 2ホール目以降は、前のホールのスコアが最も少なかった人を確認します。
- 同じスコアの人がいる場合は、前のホールと同じ順番にします。
- 自分の番になったら、前の人が安全な場所まで移動したことを確認してから打ちます。
ゴルフのティーショットの順番は、最初のホールは決められた順番、次のホールからは前のホールの結果で決まります。ストロークプレーでは前のホールのスコアが少ない人、マッチプレーでは前のホールの勝者が次のホールで先に打つ、と覚えると判断しやすくなります。







